こんにちは、へるつです。
はじめまして。
へるつです。
現在理系大学院修士2年、就職先も決まってました。
喜ばしいことに、第一志望の企業から内定を頂くことができました。
研究内容に直結した、これまで続けてきたことを思いっきり生かせる会社です。
内定の電話を頂いたときは、ちょっと泣きそうになりました。
ですが、それも先月までの話です。
私はこれから大学院を中退し、既卒で就活を行う予定です。
様々な要因が重なった結果、捻り出した答えです。
院在学中に父が亡くなったり、双極性障害が悪化したり、ラボが完全放置だったり、色々です。
それでも一番の理由は、ADHDの特性を抱えたまま、正確性が強く求められる内定先でやっていく自信を失ったからでしょうか。
本当はもっと早く方向転換をするべきでした。ADHDだと診断されてから、それでもまだ努力したら何とかなるはずだと言い聞かせて、一番向いていない職を選んでしまいました。判断が遅れたせいで、内定先はもちろん、研究室や大学に多大な迷惑をかける事態となってしまいました。
来週、また先生とお話することになりました。
そこで、初めて正式に大学院をやめる意思を伝えることになります。
たかだか大学院をやめるというだけなのですが、私にとっては一大事です。
これまで私は、ずっと両親に認めてもらいたくて、両親が喜ぶような生き方を心がけてきました。だから、道を踏み外さないよう、親が引いたレールを必死に延長して、その上を走り続けようとしてきました。
その道を自らはずれ、オンロードタイヤのままクロスカントリーに突入する気分です。
ですが、今、その親もいません。
私は何をしようと自由です。
何をしようと、その責任は私だけのものです。
これから先、どのような道を歩むことになっても、たとえ後悔することになったとしても、その道を選んだのは私です。
覚悟を持って、この先の人生を決めたいと思います。